人種差別
人種差別(じんしゅさべつ)とは、人種による差別のこと。
人が自らとは異なる人種に対して形質的差異をもって差別すること。一般に白人、黒人、アジア人など、肌の色や顔立ちについての伝統的な人種観念に基づく差別をさすことが多い。対して言語や文化・宗教などの民族による差異に対する差別は民族差別と呼称される。
英語では人種差別と民族差別をひとくくりにしてレイシズムと呼ぶが、区別が定かではない。 社会学者ロバート・マイルズによれば、レイシズムは以下のように定義される。
肌の色など恣意的に選び出された特徴を重要な基準として選択し、この特徴により人間集団をカテゴライズし、否定的/肯定的な評価を付与し、 一定の人間集団を排除/包摂していくイデオロギー。
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ステレオタイプな他者像をともなう。
分類の基準となる特徴は「一般には形質的なもの(例 肌の色、髪の型、頭の形)だが、見てすぐにわかるわけではない生まれつきの現象(例 血統)も重要な特徴として選ばれることがある。
人種差別撤廃条約では、人種差別の定義を「人種、皮膚の色、世系又は民族的若しくは種族的出身に基づくあらゆる区別、排除、制限又は優先であって、政治的、経済的、社会的、文化的その他のあらゆる公的生活の分野における平等の立場での人権及び基本的自由を認識し、享有し又は行使することを妨げ又は害する目的又は効果を有するもの」と定めている。