「一点集中」の食生活でダイエット
2006.1.29
(CNN)
シカゴ(AP) 体重は減らしたいけれど、食事のたびにカロリーを計算するのは面倒――。そんな声にこたえて、米国の研究者が新たなダイエット法を提唱している。
1日に1品目の「テーマ」を決め、その食品を集中的に食べるという単純な方法だ。同じ味の食事を繰り返すことにより、食欲が自然に抑えられるという。
エール大のデービッド・カッツ博士(42)が、著書「The Flavor Point Diet」で紹介している。日替わりで「りんごの日」や「ごまの日」、時には「チョコレートの日」などを設定し、食事やおやつに必ず取り入れることがポイント。
例えば「トマトの日」の朝食は、トマトと卵、チーズのサンドイッチ。昼食はトマトと豆のサラダ、おやつにコーンチップのトマトソース添え、夕食の主菜はトマトとオリーブをのせた魚のソテー――といった具合だ。
カッツ博士によると、このダイエット法の根拠になっているのは、「満腹感は味覚ごとに現れる」という説だ。「同じような味の食品を食べ続けると、その味についてはまもなく『満腹』と感じるようになるが、別の味に移るとまたおいしく食べられる。
さまざまな味を組み合わせた食事では、すべての味覚について満腹感が得られるまで食べ続ける結果、食べ過ぎてしまうことが多い」と、同博士は説明する。この説は、すでに数多くの研究で立証されているという。
カッツ博士によれば、このダイエット法を20人に12週間実行してもらったところ、平均7.3キロという減量効果が得られた。参加者の1人、ジョナサン・リンクさん(34)は身長175センチで体重が83キロあったが、この方法で9キロ減量。
「2週目には、満腹感を容易に得られるなどの変化が現れた。夕食を食べ切れなくて残すようになった」という。リンクさんはその後も同様の食生活を続け、体重を維持している。
一方、ブラウン大で満腹感と味覚の関係を研究する専門家、ホリー・レイナー氏は、カッツ博士のダイエット法について「これまでに提唱された『アイスクリーム・ダイエット』、『スープダイエット』などに比べ、栄養のバランスや毎日の運動などにも重点を置いているのが特徴。
健康的な食事と運動を心がければ、減量の効果があるのは当然とも言える」と指摘している。
知識の泉 Haru’s トリビア引用
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